GITLIS, Ivry / イヴリー・ギトリス ~ ~現世に生きる最後のオールドスタイル

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イヴリー・ギトリス (Ivry Gitlis、1922年8月25日 – )イスラエルのヴァイオリニスト。イヴリーとはヘブライ語でヘブライを意味する。ロシア系ユダヤ人の両親のもとにハイファに生まれ、パリ音楽院に留学した後、カール・フレッシュ、ジョルジュ・エネスコとジャック・ティボーに師事。現在世界最高齢のヴァイオリニストと言われる。

ギトリスの演奏は19世紀的と評されることが多いが、具体的にはテンポとリズムの大胆な解釈、独特なボーイングから生まれる個性的な音色、意図的に微妙な音程の変化を与え聴感に訴えかける奏法が挙げられる。ギトリスの演奏には賛否両論あるが、現代のヴァイオリニストのなかでも最も特色の強い演奏をすると認識されている。

クラシックが完璧性、再現性を求められ、演奏家の誰もがパーフェクトであることを追求しているとすれば、ギトリスの演奏は独特かつアクの強いタイプに分類される。
もはやこれは演歌か?ブルースか?というようは節回し、ブルーノートを思わせる微妙な音程、かすれたピアニッシモ、、、往年の白黒映像時代は剛腕、超絶技巧で鳴らした面影はなく、失礼を承知で言えば演奏だけではなくステージング、トークも含めたパッケージで彼の人生、生き様を味わう形にならざるを得ないほどの演奏になってきている。

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