日: 2017年11月10日

こんなオーケストラがあったらいいな⑤ ~『地下鉄(メトロ)に乗って編』

『はじめに』

小説「地下鉄に乗って」は、浅田次郎の長編小説であり、1994年に徳間書店から刊行され、第16回(1995年)吉川英治文学新人賞を受賞した名作。過去と現在を地下鉄を通じて行き来し、家族の過去をたどる男を描いたちょっぴりSFちっくな設定だが、浅田次郎のストーリーテラーとしての猛烈な上手さにあっちゅーまに引き込まれて一気に読み切ってしまう。

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