【殺伐とした世界に潤いを】地下鉄でバッハはいかが?

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【殺伐とした世界に潤いを】地下鉄でバッハはいかが?

2010年3月21日にNYの地下鉄でチェリストDale HendersonがJ.S.Bachを奏でる試みをスタートしました。3月21日はJ.S.Bachの誕生日。

通常、街角で演奏している人にはチップをあげますが、彼は『お金はいらないのでただ音楽を聴いてください、そしてポストカードをどうぞ』と書いた紙とポストカードを譜面台にのせて、ただ一心不乱にバッハを弾きまくります。

“偉大なる音楽の父、J.S.Bachの誕生日を祝って、今日は一日中バッハの音楽を奏でます。
音楽に対する愛と敬意を街ゆく人々と分かち合い、クラシック音楽を育む次世代につないでいくために”

TVに取りあげられたりするなどして、毎年少しずつ規模が大きくなっていき、2015年の3月21日には330回目のバッハの誕生日を祝って40か国、150もの街で『Bach In the Subway』という一大プロジェクトが開催されました。

http://bachinthesubways.org/

自分も参加しましたが、それこそ至る所でバッハが奏でられる。
この騒々しい世界にバッハは人々の琴線に届くのでしょうか?

そんなことを考えず、美しい音楽を発信し続けることで振り向いてくれるかもしれない、というマインドが良いのかもしれません。チップ不要の献身的な音楽をどうぞ。

ってなところで、また次回。

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