【ついに見つけたベストソロ】白鳥の湖のDavid Nadien

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【ついに見つけたベストソロ】白鳥の湖のDavid Nadien

ソニー・クラシカル名盤コレクション1000
チャイコフスキー:白鳥の湖(ハイライト)、『くるみ割り人形』組曲
Tchaikovsky : Nutcracker Suite, Swan Lake(Highlights), etc
レナード・バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
Leonard Bernstein / New York Philharmonic

【収録情報】
チャイコフスキー:
1. 組曲『くるみ割り人形』 op.71a
2. バレエ音楽『白鳥の湖』 op.20(抜粋)
第1幕:パ・ド・ドゥ(導入部/ヴァリアシオンI/ヴァリアシオンII/コーダ)
第2幕:情景
第2幕:白鳥たちの踊り(テンポ・ディ・ヴァルス/モデラート・アッサイ~モルト・ピウ・モッソ/4羽の白鳥の踊り/オデットとジークウリートのパ・ダクシオン/テンポ・ディ・ヴァルス/コーダ)
第3幕:情景
第3幕:ハンガリーの踊り(チャールダーシュ)
第3幕:スペインの踊り
第3幕:ナポリの踊り
第3幕:マズルカ
3. バレエ音楽『眠りの森の美女』 op.66~ワルツ
4. 歌劇『エフゲニ・オネーギン』~ポロネーズ
ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン(指揮)

録音時期:1960年5月2日(1)、1969年5月13日,12月8日(2)、1971年1月12日(3,4)
録音場所:ニューヨーク、マンハッタン・センター(1)、 フィルハーモニック・ホール
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

“ブルックリンのプロボクサーの家に生まれたNadienは、幼い頃から音楽好きの父親からヴァイオリンの手ほどきを受け、その後マネス音楽学校を経てジュリアード音楽院に進学してイヴァン・ガラミアンに師事。さらにアドルフォ・ベッティやアドルフ・ブッシュの薫陶も受け、1946年レーヴェントリット国際コンクールで優勝した名手です。ソリストとして活躍したのち、名指揮者レナード・バーンスタインの招きで名手ジョン・コリリアーノ(John Corigliano Sr. )のあとを継ぎ1966年にニューヨークフィルハーモニック交響楽団のコンサートマスターとなりました”

→【コンマス列伝】バーンスタインを支えた名手David Nadienの極上のソロ

昨今のYou Tubeアーカイブスの凄さは、過去の映像でどんな演奏をしていたのかがつぶさに読み取れるというところ。もちろん尺の問題で短縮されていたりというのはTV初期の時代にありがちなものではありますが、未だにもって美しい演奏が楽しめます。

そんなDavid Nadienのディスクは無いかねぇ~とふらついていたところ、Amazonで発見、でももうCDというメディア媒体ではなく、Amazon Musicという配信型になっちゃっていましたが。これもまた時代の流れなのでしょう。

もともとYou Tubeでも流れていたのはこのうち『 バレエ 「白鳥の湖」 作品20<第1幕> パ・ド・ドゥ II.ヴァリアシオンI(Swan Lake, Op. 20: Act I – No. 5 Pas de deux: II. Andante – Allegro)』ですが、録音盤はフルレングスで録音環境も素晴らしい演奏が楽しめます。以前にも書きましたが、ホントに涙無くして聴けない、そんな数少ない名ソロです。

さらには、白鳥の湖と言えば白鳥オデットとジークフリート王子のパダクシオン(=劇的な情景場面で演じられる黙劇的な演技)でしょ!という、あの名ソロも見事に納められています。
『バレエ 「白鳥の湖」 作品20 <第2幕> 白鳥たちの踊り V.オデットとジークフリートのパ・ダクシオン(Swan Lake, Op. 20: Act II – No.13: V. Pas d’action. Andante – Allegro)』
出るところ出て、引くところは引き、とことん甘く歌うのはこの時代のバースタイン統治下だからなのか、映像が無いだけに情景を想像するほかありませんが、何しろ見事な演奏と言う他ありません。

こんな名コンサートマスターでありソリストがスズキメソッドのCD録音してるとか、ホントあり得ないでしょ、って思うけどそれだけ凄かったんでしょうね。。。

それでは、また次回。

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