【最近流行りの学習法】ボディコントロールをイメージする方法

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とあるアスリート系芸能人が幼少の頃よりイメージをもって鍛錬を積んでいた、という話題があります。これ、音楽にも言える話だな、と思いながら見ていました。

百獣の王、武井壮が語るスポーツ理論、ってやつです。

当時野球をしていた武井は、全打席ホームランが打てないことが不思議でしょうがなかった。そこで、ビデオで客観的に自分のフォームを観てみると、思っていたものと全く違っていることに気付いたという。武井はそのときについて「雷打たれたみたいだった」と振り返り、このことにより自分の体を頭で思った通りに動かす練習をすることが大事だと悟ったのだという。

さらに、思った通りに体を動かす”ボディコントロール法”として、まず出演者に目をつぶった状態で両腕を水平な位置に挙げさせ、自分の思っている状態とのズレを確認させた。出演者は右腕と左腕の微妙な高さの違いに「これぐらいいいじゃないですか!?」と苦笑したが、武井は真剣な表情で「この数センチのズレが野球とかゴルフで起きたらどうなりますか?」「ホームラン打つときの当たり方が3センチズレたらファウルチップになる。このズレが頭の中にある状態でずっと20年プレイするのと、ズレをなくしてからプレイするのとどっちが成功する可能性が高いと思いますか?」と熱弁した。

 

これを10歳の時から自分で考え意識していた、と言うあたりがスゴイ訳で。

音楽で言うならば、自分の演奏がどうあるべきかの理想像があるとします。
(というか絶対あるはずw)

それと現実とのギャップを埋め合わせる作業こそが「練習」だと思うのです。
でも現実との差ってどう認識したら?というのがスコアやタイムに現れる競技と異なるところです。しかも瞬間芸術の音楽であればなおさら。

それゆえに、録音、録画という文明の利器を用いて自分のボディコントロールを目と耳で再確認する作業が一番効果的だと思うのです。
昨今、高価な録音機器や録画システムを持たなくても、スマートフォンの録音や録画機能を用いれば、さっとチェックできますし、すぐにフィードバックが可能です。

この作業って決して無駄な作業ではないと思うのですよね。
なにより、この作業を経ずして本番を迎えることこそ一番やってはいけない行為だと思うのです。自分の理想像は思いだけでは伝わらない、ってことに気付くべきですね。

というのを、この録音機でまじまじと思い知らされましたw。
ってくらい、録音がリアルだよこれ。

ってなことで、また次回。

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