カテゴリー: フェリックス・アーヨ

【自家薬籠】Felix Ayoの猛烈に鳴りまくるヴァイオリンを愉しむ

イ・ムジチ合奏団のコンサートマスターとして名を馳せたフェリックス・アーヨ(Felix Ayo, 1933年7月1日 – )。アンサンブルのみならず、ソロでも見事な演奏を繰り広げており、いたって素直な演奏、豊かな音色、クセ […]

もっと読む

【四季だけじゃないよ】売れっ子イ・ムジチ合奏団のイロハ

『イ・ムジチ(I MUSICI)とは何者?』 「イ・ムジチ(I MUSICI)」とは、イタリア語で「音楽家達」(The Musicians)を意味する。 1952年に、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアの卒業生1 […]

もっと読む

【新しいバイオリン教本】 第4巻 ~ ヴァイオリンソナタ ト短調 エックレス ~

『ヴァイオリンソナタ ト短調 Op.11』by H. Eccles

イギリスのバロック後期のヴァイオリニストHenry Eccles (1670–1742)によるヴァイオリンソナタ。エックレスとローマ字読みされるが、音を聞いているとエクルズと発音する方が正しい模様。
1720年に「Twelve Solos for the Violin」を出版、同時代の作曲家Giuseppe Valentiniからのメロディの借用も見受けられるが、そのなかで一番有名なこのヴァイオリンソナタト短調は、その大半がEcclesのオリジナルと言われている。

この曲を弾くにあたって、対峙する、というか極端に心構えする必要もなく、対面するメロディを楽しみながら弾くことのできる素晴らしい作品と言える。左手のポジションもそれほど難しいものではないし、偶数ポジションを多用する曲でもないのでね。
音楽的な話ではないですがw。

この曲、深遠な響き、悠然と流れるテンポ、バロックにありがちなパターンにはまらない歌心のある美しいメロディ、どこを切っても奏者惹きつけてやまない名曲のひとつであり、やはり数多くはないが名演奏が存在しているのですな。

もっと読む

AYO, Felix / フェリックス・アーヨ ~ 名指揮者トスカニーニ絶賛のイ・ムジチ合奏団初代コンマス

フェリックス・アーヨ(Felix Ayo, 1933年7月1日 – )はスペイン北部セスタオ生まれのイタリアのヴァイオリニスト。生地の音楽大学で学び、パリに留学、その後ローマの聖チェチーリア音楽院でレミジオ・ […]

もっと読む