月別: 2017年10月

演奏中に大コケした時の励ましフレーズ~英語の名言集から~

演奏中にサプライズはつきもの。
ハッと気づいたら2ページめくっていたとか、ひぃひぃ言いながら数えてたら開始点が1小節ずれてたとか、ふとした瞬間に寝てたとか、へ?って自らツッコみたくなる臨時記号の付け間違い、ほほぅ、と他のパートのソロに聴き惚れていたら落ちたり。
そんな可愛いミス以外にも、思いっきり外したり、曲が止まったりという大事故もサプライズのひとつです。

日本語では「相手を励ます」という観点での表現の幅が狭いな、って思う事ありませんか。
落ち込んでいる相手を奮い立たせるフレーズ、発想が「頑張れ!」「気にするな!」くらいしかないと、どうにもこうにもワンパターンな体育会系の励ましにしかならない訳で。

そんな時、ひとひねり効いた励ましは海の向こうからやって来るのです・・・。

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アゴ当てから異臭が放たれているんですけど・・・ということでアゴ当て(チンレスト)を研究してみた。

アゴ当て(チンレスト)が異常に臭い。フィッティングパーツで悩んでみるの巻。

夏が過ぎ、クーラー付けなくても何とか寝ることが出来る季節となりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

なんか、前から気付いてはいたんですが、敢えてやり過ごしていたというか、気にしないでいたんですが、昨今アゴ当てが異常に臭いんですよね。まぁ、苦い香りとかそういうのではないので周りにご迷惑をお掛けしてはいないと思いますが。
やはり長年の血と汗と涙の結晶の蓄積が染み込んで、明らかに異臭を放っているとしか思えない。しかもアゴ当てを固定する金属部分はどう見ても白サビならぬ青サビ(これって毒性有るんじゃなかったっけ?※)が拭けないところにこびり付き、なかなか落とせないときたもんで、明らかにコレ、アカンやつやん!?と思うようになりました。
(※毒性は有りますが大量摂取しない限りは問題無さそう)

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練習をさぼると指先の皮が剥けて痛いんだが・・・なぜ?

ヴァイオリニストの指先って見たことありますか?

左手は弦を押さえる部分が厚く硬質化(角質化)して、右手は(人に拠りますが)親指上部が厚く硬質化します。
もっと言うと指自体の長さが左右で異なったり、小指が歪んだりしています( ̄ω ̄;)!!

もちろん過去からのフォームや力の入れ具合の蓄積により、各個々人の身体が自然と順応してきた結果なので、別にあらがうつもりでこの記事を書いている訳ではありません。

・・・が、たまーに練習をさぼると指先の皮が剥けて痛くなったりしませんか?
または、そのあと練習を再開すると途端に指先がボロボロになったり、肉の部分に激痛が走ったり。

これって何故なのか?何なんだ?を考えてみました。

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チューナーを眺めていたら気になる▼マークの謎

ヴァイオリンをチューニングする方法は世の中だいたい2つに大別される。

1)A線=440~442Hzに合わせて調弦、その後D線、G線、E線において響きにうねりが出ないように調弦する
2)A線=440~442Hzに調弦した後、D線、G線、E線もチューナーで合わせる

慣れている人であれば(1)をチョイスするだろうし、初学者であったり師匠の教えによっては(2)にこだわる人もいる。どちらも一長一短の方法であり、なにゆえに一長一短なのかを理解する必要がある。

って、堅苦しい話になるよりも前に、そもそもチューナー眺めていたら気になりませんか?あの「▼(三角)マーク」。

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練習の気分転換にチャラ弾きしたいのでお勧めのアプリを入れてみた

日頃、気を張って練習しているときに「なんか適当にチャラっと弾きたいな」と思う事ありませんか。
ソロの速いパッセージとか、オケのややこしい音の並びとか、何度も何度も何度もアタマがおかしくなるんじゃないかと思うくらい反復練習をしていると突然集中が切れてしまったり。そんな時に、コーヒー飲んだり全く違うことをして気分転換する、ってのも一つの方法ですが、ふと手を伸ばして全然違う曲調の譜面をめくってみたりして気晴らしするのもよくやる方法です。完全にエンジンを切ってしまうと、また再点火するの、労力のいることですからね。
そんな時、譜面が手の届くところにあったり、はたまたすぐに探し出せる環境下であれば良いのですが、いざ探そうとなると「あれ?どこいったっけな?」と探し出すことで当初の休憩時間を過ぎてしまう、なんてことは誰にでもあることで。
そんな時に「あれ?どこいったっけな?」になる確率の少ない携帯かiPadさえあれば、チャラ弾きして楽しめるアプリを見つけてしまいました!

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ZUKERMAN, Pinchas / ピンカス・ズーカーマン ~ ハートに訴えかける最後の巨匠

ピンカス・ズーカーマン(Pinchas Zukerman、1948年7月16日 – )は、イスラエルのテル・アヴィヴ生まれのヴァイオリン奏者。ヴィオラ演奏でもよく知られる。指揮者としての活動も行っている。 ポ […]

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ZIMMERMANN, Frank Peter / フランク・ペーター・ツィンマーマン ~ 鋼鉄の指を持つ小さな巨人

フランク・ペーター・ツィンマーマン(Frank Peter Zimmermann, 1965年2月27日 – )は、ドイツのデュースブルク生まれのヴァイオリン奏者。 ヴァイオリニストの母親から手ほどきを受け5 […]

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YASUNAGA, Toru / 安永徹 ~ 黄金時代のベルリンフィルを支えた名コンマス

安永徹(やすなが とおる、1951年11月14日 – )は、福岡県福岡市出身のヴァイオリニスト。1977年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に第一ヴァイオリン奏者として入団、1983年より2009年まで25 […]

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VRVA, Cenek Jacob / ツェニック・ヤコブ・ヴァルバ ~ チェコの良き伝統を受け継いだ老兵

ツェニック・ヤコブ・ヴァルバ(Cenek J. Vrba、1947年4月11日 – 、チェコスロバキアのブルーノ生まれ)のヴァイオリニスト。カナダのカルガリーフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを19 […]

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VENGEROV, Maxim / マキシム・ヴェンゲーロフ ~ 現在世界最高の実力をもつヴァイオリニスト

マキシム・アレクサンドロヴィチ・ヴェンゲーロフ(Maxim Aleksandrovich Vengerov、1974年8月20日 – )は、シベリアのノヴォシビルスク出身のロシアのヴァイオリニスト、指揮者。ユ […]

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