かつての『先行者』を知る人々に贈る最新アップデート

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『先行者』って?

皆さんは『先行者』という言葉を耳にしたことは有るでしょうか?
知っていたら少なくとも21世紀初頭、世の中がテキストサイトで盛り上がりを見せていたあの頃にネットに触れていた世代。

あの頃は『侍魂』(まだサイトは生きているが更新は止まっている)、『じーらぼ』『探偵ファイル』といったサイトでMicrosoftの『Homepage Builder』を使用した自家製サイトが大盛り上がり。ブログなんてシステムは無く、Teacupが無料掲示板サイトを提供し、いくつかのプロバイダーが日記サービスをようやく立ち上げていたころ。
こういった日記サイトがWEB LOGとなり、いつの間にかBLOGに形を変えて今に至るワケ。
FacebookやTwitterなんてない世の中だったからこそ、こういった毎日更新されるテキストサイトにネタを上げてはクスクス笑うのが21世紀初頭のネット庶民の日々だったのです。

そのテキストサイトの王者とも言える『侍魂』
「ヒットマン事件簿」「スタンハンセン第二の人生」「ヤングジャンプの暴走」など現在のブログにも通じるテキストサイズ、テキストカラーを使い分ける演出の手法は、その後のテキストサイトを中心に大流行するなど、大きな影響を与えたが、その中でも猛烈に大ウケしたネタが『先行者』。

実際は『最先端ロボット技術』『最先端ロボット技術外伝』の二つに分かれるネタで、いま見ても笑いが止まらない。もう20年近く前の記事なのだなぁ、と感慨に耽ってしまうのはさておき。

あれから幾年もの時が過ぎ、産業ロボットやファクトリーオートメーションは発展の一途を辿り、「中華キャノン」とか言っている場合ではなくなっているんですよね。

『音楽を奏でるKUKA』

下記Youtubeに出てくるマシンはKUKA製、中国の美的集団 (Midea Group) の子会社で、産業ロボットおよびファクトリーオートメーション関連機器の製造メーカーであり、産業用ロボットのシェアは世界2位である。ファナック、安川電機、ABBグループ(先日イタリアでオーケストラを指揮したロボットを開発したメーカー)と並んで世界4大産業用ロボットメーカーのひとつなのですね。

もちろん実際はゆっくりと撮影したものを音楽に合わせている訳ですが、ドラムマシンとか実際こういう演奏が出来たらめちゃくちゃかっこいいな、とか思うのですよ。
いずれはこういった繊細なタッチをロボットが可能とする時代が来るのかもしれません。

繊細なタッチでいくとグラスハープにも挑戦しています。
何でもやるね、KUKA。

 

てな感じでまた次回。

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